ちょっと前ですが、皿山に一人暮らしの犬がいると聞いたことがあります。どうしてそのようになったか知りませんが、一軒家の庭に一人でいる様子。時々てんかんをおこしてひっくり返って痙攣したかと思えば、庭の中を歩き回ったり。たくさんの近所の方々が心配して、面倒をみているのだそうです。そうしているうちに面倒をみている皆さんの方が癒されるのだとか。
独居老人、あるいは孤独死という言葉があります。悲しさや寂しさを伴うわけですが、どうして犬にできて人間にできないのかと思います。
もちろん自己責任としたいのではありません。もう一度、生きて行くうえでの強さってなんだろう。弱さってなんだろうと考える必要がある気がします。
弱い自分をさらけ出すことも強さであり、人間にとって、生きて行くうえでその方法を獲得できるよう、前持って準備が必要に思います。