僕が小学生の時にゲームウォッチやパックマン、そしてファミコンが登場しました。それ以降、すごい勢いでたくさんのテレビゲームが世に出てきました。
それから、僕が高校生の頃。これからの時代はパソコンだと、たくさんのひとが言うようになりました。
元気が出る麻雀教室に来られるほとんどの方は、若い時からテレビゲームやインターネットとは無縁であった方々です。
僕はその二つの面白さとくだらなさを多少は体感しているつもりです。
養老孟司さんが自身の著書の中で物事をやる時には二つの座標を持ちなさいと言っています。
麻雀教室にあてはめると、勝ったり負けたりというのがy軸です。他者との関わりがx軸です。私たちは勝ったり負けたりを繰り返しながら他者との関わりに幸せを感じているのです。
反復動作にもう一つの座標を用いてまるで絵巻物のような物語を作っているのです。そこに価値があると思っています。
単に勝つか負けるかだけであれば、それは今の時代コンピューターが代用できるし、貧乏ゆすりのようなものです。
元気が出る麻雀教室では、y軸とx軸の二つの座標を用いて豊かに遊ぶことを目指しています。